【学】六十の手習い

学びに関する言葉も、あと2回。

今回のは、よく耳にするものですね。




「六十の手習い」
(ろくじゅうのてならい)


「手習い」とは、文字を書くのを習うこと。昔だと、寺子屋で学んでいた。

今だと、習字ですね。

勉強や学問のこともいいます。


意味は、

歳をとってから、勉強やおけいこ事をはじめること

歳をとってから、物事を習うたとえ


歳をとってから学問をはじめることを、晩学 といいます。



昔なんか特にそうですけど、生きるのに精一杯、食べていくのに精一杯で、学ぶことに手が回らない場合も。

そんな時も、歳と共に余裕が出てきて、学ぶ機会が得られたりする。

おけいこ、市民講座、カルチャーセンターなど、選択肢はいろいろあるようです。


今はインターネットという便利な道具があるので、独学も可能か。

やろうと思えばいくらでもやれそう。

あとは、本人次第?




「晩学」のすすめ―六〇歳から勉強しよう
「晩学」のすすめ―六〇歳から勉強しよう





前にも書いたと思うんですが、サザエさんの磯野波平は54歳。

フネさんは原作では48歳で、アニメでは52歳。

波平さんは多趣味で、囲碁、盆栽、釣り、骨董などをやっています。

フネさんはどうなんでしょうね。たまに観劇とかには行ってそうですけど。

料理とか、教える立場になるのも、よさそう。




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【学】老馬の智

ひさしぶりの更新になってしまいました。

すみません。

更新の頻度を下げて、調整するつもりです。

今後も、よろしくお願いします。



さて、学問や学びに関する ことわざや言葉の続きです。

中国の故事によく出てくる「馬」の字とも関係します。




「老馬の智」
(ろうばのち)


斉の桓公(かんこう)という人が山の中で道に迷った。

その際、老馬を放ってついて行ったところ、道が見つかった。


意味は、

無能に見える人でも学ぶべきところがあるものだ

ということ。


経験を積んだ人の知恵はバカにできない 、という面も。



歳とっているから何でも知っているとは限りませんが、知っていることが少なくないのも確かでしょう。

だって、それだけ生きているんだもの。


一方では、完璧だというわけではない。

でも、もう一方では、それなりのものを持っている。

この両方が言えるんでしょうね。


むやみやたらに持ち上げる必要はないですが、安易に軽んじるのも違うと。

仕事に関することとか、家のこととか、風習に関してとか、知ってることも多いんじゃないかな。

学ぼうと思えば、学ぶことがたくさんある。




老人と海 (新潮文庫)
老人と海 (新潮文庫)





サザエさんで経験豊富といえば、磯野波平に磯野フネ。

いろいろ学ぶところがありそうですが、カツオの歳だと、まだ気にしないか。

もうちょっと歳とると変わりそうだけど。




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【学】天は二物を与えず

今回も、有名な言葉です。

学問というより、才能の話かな。


ひとつのことに注目すれば、すごい人だったり、ダメな人だったり。

でも、それだけってこともないですね。

視野を広げて待っていれば、何か出てくる。


それを待てないということは…。

ね。




「天は二物を与えず」
(てんはにぶつをあたえず)


意味は、

天はひとりの人間に対し、そんなに多くの長所を与えることはない

ひとりの人間がたくさんの才能に恵まれているということはない

ということ。



厳密にいえば二つの物ぐらい与えそうですけども、「そんなに多くの」という意味ではその通り。

仮にたくさんの資質があっても、それを育てるには時間も労力もいるわけで、ちゃんと育つ数は少ないでしょう。

いちいち全部育てていたら、人間が疲弊してダメになりそうです。


ただ、何が才能かなんてなかなか分からないわけだから、初めはゆっくりひろくやるのがいいですね。

「必要最低限」ってこともあるだろうし。

土台が無いと、何も育ちません。

というわけで、義務教育というのは、よくできているのかも。

それもまあ、使い方次第ですけど。




短所を長所に変えたいやき
短所を長所に変えたいやき





長所を持てば、同時に、短所も持つ。

前回に続き、サザエさんだと、どうなるだろう?


フグ田サザエ、明るさ+おっちょこちょい。

フグ田マスオ、やさしさ+優柔不断さ。

磯野カツオ、知恵+ズル知恵と失敗。


長所と短所、両方あるか。




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【学】大賢は愚なるが如し

今回も、「学」の字はなし。

賢さと愚かさについての言葉。


持っている人は、いちいち持っていると言う必要がない。

あまり持ってないけど持ってるように思われたい人は、どうなる?




「大賢は愚なるが如し」
(たいけんは ぐなるがごとし)


大賢とは、非常にかしこい人のこと。


意味は、

非常にかしこい人は、知識をひけらかしたりはしない。よって、一見、愚かな人に見える

ということ。


同じ言葉には、「大智(大知)は愚の如し」があります。

「大知」は、一段と優れた知恵を持つ人のこと。



十分に持っている人は、それを自慢する必要はないと。

ただ、ここにコンプレックスが入ってくると、ややこしいことになります。

ちょっと知識を披露しただけでも、「自慢している」と取ったり、取られたりすることもある。

これは、自分の中の「自慢したい気持ち」を相手に投影し、それを見ているのです。


自慢している自慢しているとやたらにうるさい人ほど、心に中に自慢したい気持ちを抱えていたりする。

権力云々とうるさいひとが、実は強い権力欲を持っているのも同じです。

うかつにそれに付き合うと、あとで「あっ!」と思うことになる。




銀魂―ぎんたま― 39 (ジャンプコミックス)
銀魂―ぎんたま― 39 (ジャンプコミックス)



おっと、これは空知。



サザエさんのキャラは、何を持っているだろう?

フグ田サザエ、明るさ。

フグ田マスオ、やさしさ。

磯野カツオ、知恵。

磯野ワカメ、勤勉さ。

フグ田タラオ、かわいさ。

磯野波平、厳格さ。

磯野フネ、懐の深さ。

みんなちゃんと持ってますね。




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【学】大器晩成

今回も、「学」はつきません。

でも、よく引用される言葉。


有名な言葉ですね。

これは老子のものです。

老子は、中国、春秋戦国時代の思想家。

その老子が大事にしたのが、無為自然への復帰だという。

本来万物は「道」に従ってあるがままの自然な状態にあるはずなのに、人は私欲によって道を外れてしまう。

それが人間の不幸であると説きました。

「無為」とは、自然にまかせて人為を加えない状態。

あるがままで、人の意志や手を加えないこと。

無為であればすべてが成し遂げられると、主張した。




「大器晩成」
(たいきばんせい)


意味は、

大きな器ほど早くにはできあがらない、それと同じように、大人物は世に出るまでに時間がかかるものだ

大人物ほど、大きな器が早く完成しないのと同じように、大成するには時間がかかる

ということ。



大きなものほど時間がかかる。

そういうのは、ありそうですね。

そして、不安な人ほど急ぎたがる、というのもありそう。


でも、それぞれ、ペースがありますよね。

長距離を、短距離で走るようなペースで走ると、すぐに疲れて立ち止まってしまいます。

続けることを優先するなら、ほどほどがよさそうです。


あと、続けるために休むというのも、ありですよね。




歴史に名を残した人たち、そのとき何歳?―信じがたい早咲きから、感動の大器晩成まで、驚嘆の人間ドラマ! (KAWADE夢文庫)
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サザエさんで大器晩成といえば、磯野カツオ。

大物になるニオイが、プンプンします。

ただ、永遠の小学5年生だから、将来の姿が見られるのは夢ぐらい?




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